12.12
美容室の数が24万件て本当に信じていいんですかね?
最近、美容学校を卒業する人って2万人を下回ってきて、今は18000人とからしいですね。。
美容師ブームの頃から比べると、凄い勢いで専門学校から卒業して、美容師になる若者が少なくなってきたと話題になってます。
間違いなく、今の美容業界で1番難しいのは『求人』でしょう。。
これも、よく聞く話なのですが、美容室の登録件数が24万件になったとか、ならないとか。。
ずっと、23万件という数字は、どこかのセミナーに行くと必ず言われてました。
「信号機の数より美容室って多いんだってねー」
そんな会話、美容師なら何回も聞いたことありませんか??
この理論でいうと、美容学生が卒業する人数が約18000人で美容室の数が24万件だから、新卒の学生さんは、美容室13件に1人しか回ってこないそうです。。
ん??
本当にそうなの??
なんか思うんですが、、、
そろそろ、この美容室の数が24万件っていう数字を使うの辞めません?
なんか、意味が無いように感じちゃうんですよねーー
表面上の数字と裏側の数字
まあ、どこでもこれは言ってますが、美容室数の24万件というのは、登録数であって、かなりの数の廃業届を出していない美容所の数も含まれていると。。
まあ、そうでしょう。
これね、だったら考えてみると、この時点で求人の話で言ったら、美容室13件に1人の美容学生って実数字じゃないんですよね。。
あともう少し深く話してくれるセミナーでは、聞くことなのですが、、
24万件のうち、本当に営業している美容室は17万件とか18万件とからしいです。。
まあ、それくらい実際の営業している美容室をベースに考えると、24万件から少なくなっても不思議じゃないです。。
じゃあ、この17万件で18000人の美容学生を、全国の美容室は取り合ってるのでしょうか?
いやいや、、
絶対に違いますよね、、、
そこで、問題です。。
17万件のうち、毎年かもしくは数年に一度に1人でも新卒を採用した事のある美容室は何件あるのでしょうか?
この数字が出せれば、本当の求人アクティブ美容室数なんだと思うんです。。
まあ、でもこの数を把握するなんて絶対に無理!!
でもね、、
美容学生の新卒求人倍数で考えたら、、
美容学生が就職した人数。
求人アクティブ美容室数。
この2つの数字を正確に出して、計算したら現在の美容室求人倍率がわかるんじゃないのかな。。。
例えば、、、
このブログ。。
主要な美容室求人サイトの掲載数。。
実は、ホトペの求人掲載数が、他のサイトを抜き去って、掲載数No.1になったと少し前に話題になりました。
ここの全求人サイトの掲載数を足し算すると29000件。。
ここに掲載している美容室って、求人を積極的にやってるサロンの数でしょうね。。
でも、この数字だとしても求人アクティブ数として正確かと言えば、まったくズレた数字なんだと思います。。
まあ、この主要な求人サイトには、重複して掲載している企業が沢山あるでしょうし、ここに求人掲載してなくても、美容学校へリクルート活動をしている美容室は山ほどありますからね。。
ただ、、
多分ですが、、、
24万件という数字と、、
この、29000件という数字、、
どちらが美容室の求人アクティブ数として近い数字かと言われたら、後者じゃないでしょうか??
数字ってセールスやプレゼンの為に都合よく作られてる気がする
例えば、Facebookだって登録者数とアクティブ数ってすごく違いません?
もちろん、twitterだってそうだと思う。。
こういうネットの世界だと、登録者数ってまったくアテにされてなく、やはりアクティブ数が大切になっているのに、、、
でもいつまでも、美容業界は、、
『24万件ある美容室の中で!!』
みたいに、どこに行っても堂々と『登録件数』という数字を使ってる事に違和感満載なんですよね〜。。
●美容室24万件
●信号機より多い
●コンビニの4倍以上
まあ、数字としては使いやすいし覚えやすいのはわかるんですけど、、、
なんか、あまり意味のない数字だなと、、
基本的に、僕達が目にするほとんどの数字は、「コンサルタント」か「営業マン」のために作られた数字がほとんどな気がする。。
どういう意味かというと、その数字をつかって、人を説得しやすくする為に作られた数字という事。。
ようは、プレゼンする為のや、クロージングする為に都合よく使いやすいように存在する数字。。。
僕の身近な数字といえば、、
・生産性
・材料費
・店販比率
・家賃比率
などなど。。
しかも、どこかの講習や営業マンから、そういう数字を聞いた人が、自分でろくに理解もせず、聞いたことを鵜呑みにして、そのまま信じる。
そして、そのままさらに他人に数字を話してしまう。
もう、ここからは伝言ゲーム。。
僕ね、、
自分が主催しているオンラインサロンとかでも、財務とかで数字を担当しているからすごく思っちゃう事たくさんあるんですが、、、
「数字って基準を明確にしないと、本当に適当で勘違いしやすく、騙されるよね」
僕が1番聞いてて嫌いなのは、、、
「◯◯さんの所は生産性が200万円なんです!!」
とか、基準も説明なしで、予想を遥かに超えた数字をベラベラと言ってくる営業マン。。
まあ、それだけじゃなく、、
「ホトペ以外で新規◯◯人来てますよ」
「客単価が◯◯円上がります」
などなど、、、
今まで説明を受けて、突っ込むとまったく実態のないミニマムな稀なケースを営業トークに使ってたりして。。
そういうの聞くと、数字ってセールスやプレゼンをしたい人の都合の良い解釈で作られているんだなと思っちゃう。
だからこそ、その数字を受け取る側は、その数字にある裏側を読み解くスキルが、必要なんだと思うんですよね〜。。
果樹100%ってなんだ?
ヒアルロン酸原液?
いろいろな数字やキャッチコピーの中で僕達は生活してますからね。。
僕は基本的に、自分発信でない数字は「まずは疑え」と思って接しています。
さて、
今日はNO LIMITの東京セミナー!!!
前回開催した時に、来れなかった人たち対象でmixi本社のセミナールームでやります!!
さーーー、
数字を沢山使ったセミナーしちゃおう!!
受講する人は、僕の出した数字を最初は疑って、数字の裏側を読み取った方が良いかもしれないっすよー!(^^)
では。
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大河内隆広 昭和 53 年 3月 15日生 / 東京都出身 / 国際理容美容専門学校卒業 株式会社 GULGUL代表取締役 『美容室 社長』で検索すると1ページ目の検索順位1位にブログが出てくる。 現在、表参道、東京千葉で美容室を8店舗、イタリアンバル1店舗を経営。 2019年に飲食店トンガリアーノ新小岩店をオープン。 ガイアの夜明けに取り上げられて話題に。 有料オンラインサロンNO LIMITを主催。 会員数800人超。 2019年有料オンラインサロントップ10に選出される