11.30
美容室の「生産性」や「材料費」ってしっかり読めてます?
もう明日で12月ですね。。
数字、数字、数字。。
そんな事も気になる季節なのかもしれませんね。まあ、学生時代から数字が苦手で生きてきた人が美容師は多いと思いますが、なんだかんだで数字って美容師にはつきまとうものです。
そこで数字に関して最近思う事があるのでブログにします。。
いろいろある美容室の目安数字
美容室にとって数字って何があるでしょう?
⚫︎売上
⚫︎客単価
⚫︎新規数
⚫︎材料比率
⚫︎生産性
これだけじゃなく、もっと沢山の数字に囲まれているのが美容室であり美容師なんだと思います。
とくに、美容室の経営とかで見ておかなきゃいけないのが「生産性」と「材料比率」。この2つは大切だからこそ、話題にあがる事もよくある数字です。。
しかも「生産性」と「材料費」って美容室にとって大切な数字な分、いろいろな所で情報が公開されて、いろいろな人が影響うけてるじゃないかな。。
『材料費は10パーセントがいいんです!!』
『生産性は60万円!!』
この二つの数字は誰もが1度は聞いた事あるモノなのではないでしょうか?
でも、これって本当なの??
材料比率って言ってもいろいろあるよね
よく、美容室を独立するときの基準で材料費10パーセントって聞く人が多いと思うのですが、これって目安にするにはとても良い数字なんです。。
材料費は10パーセント、材料費は10パーセント!
僕もアシスタントの頃に先輩からすごく言われてました!!
「材料費10パーセントこえるなよ!」
てね。。
では、ここで質問です!!
『美容室の材料費は15パーセントになったらダメでしょうか?』
どう思います?この答えって僕は正解はあると思っているんです。その僕の答えは。。
”材料費は15パーセントでもオーケー”
あくまでも材料費10%って目安なんです。なにも考えなくても複雑な計算をしなくて良いように簡易的に目安として出した数字が10パーセントだと思うんですよね。。
だから、条件が違えば当然に10%ではなくなります!!
そもそも材料費はちゃんとやっている所では、
技術材料費率
店販材料比率
最低でも、この二つに分けている美容室が多いと思います。
でも、この10パーセントってこの『技術』と『店販』がごっちゃ混ぜにして簡易的に目安としてみる数字なんですよね、、
当然、店販売上が強い店舗になれば店販比率が10パーセントでおさまるわけないんです!!!もう15パーセントとか普通にいっちゃいますよね!
例えば、こういう投稿とかも見ません?
「うちのサロンは材料費6パーセントです!」
これって、完全に技術のみの材料費なんですよね!(まあ、たまに店販まったく売れてないサロンはあるかもしれないけど、、)
なにが言いたいかというと、数字って「技術+店販」の材料比率と「技術」のみの材料比率が混在して情報として出回っているように感じるのです。。
ちなみにうちの場合は、、
「技術+店販」 13〜20パーセント
「技術」 5〜6パーセント
とかですごく開きが数字としてあるんです。もちろん店販が売れている月とまったく売れていない月でまた変動があります。
だから、僕はよく数字を聞くときに”なにを基準に出している数字なのか”を考えて聞くようにしていますもん。
なにを基準に数字をみるか?
例えば、生産性についてもいろいろ変わってくる場合がありますよね!
まずは、
税込? 税抜き?
いまは消費税が8パーセントなので、けっこうこの2つの違いは生産性でも出てきます。。
あとはやはり店販の存在です。。
その生産性は店販売り上げも含んだ数字なのか?それとも技術売上のみの生産性なのか??
これって「うちの生産性って◯◯円です!!」
といっても別に基準があるわけではないので、いろんな状況下や条件での数字が混在しているんです。
例えば、非生産人員を生産性にいれるかどうかも基準があるわけじゃないですよね、、
フロントスタッフ
保育士
この二人を生産性に入れるかどうか??
あと時短で働いているパートスタッフさんがいると、また計算がよくわからなくなってくるのが生産性なんです!!
まあ、特に世間話レベルで話している時なんかは基準はないことが多いですよねー。
勉強会やセミナーでの話だったら、しっかりと基準を話してくれてからの説明が入るのでしょうが、、、、
社会保険に加入は生産性70万!!
とか言って、生産性を出す基準間違えちゃってたら大変っすよね(笑)
数字を分析する力をつけましょう!
僕ね、思うのは材料費も生産性も数字が苦手な美容師の為に、経営とか基準をわかりやすくするよう、どこかの業界外の頭の良い人が作ってくれた目安だと思うんですよね、、
だから、あくまでも目安なので分析が必要なんです!!
”うちは生産性が100万なんです”
これ、分析したくなりませんか?
⚫︎税込なのか?
⚫︎店販入ってるのか?
⚫︎客単価いくらなのか?
⚫︎何時間労働?
⚫︎美容以外の商品が入っているのか?
うちは今年の11月の新小岩店の生産性は100万を超えています!!
これは、店販の売上が11月で爆発しているからなんです!
僕が思うのは「材料費10%」や「生産性60万円」とかは、すごく優れた美容室の目安だと思うんですよね。けど、その目安を大きくズレた数字を聞いたときにどうすればいいのか?
『分析するのです』
数字っていろいろな現在の状況を把握する上で、すごく便利で優秀なんです!
けどね、、
その数字を聞いて、そのまま鵜呑みにしてしまうことでは思考を停止してしまうよって話なんです。。
いまは、SNSでいろいろな数字を参考に聞ける環境があります。
「おーーー、生産性200万円か〜!!!」
とか関心する前に、分析することも大切ですよね!自分のお店となにが違うのか!!どうしたら、その数字を達成できるのか??
そういうことが出来るといいのかもしれませんね。。
世の中、「わけのわからない数字」だらけですよ!!
すべてに数字は裏ずけがあるので、そういう数字を目にしたときは、しっかりと分析することをオススメします!
では!
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大河内隆広 昭和 53 年 3月 15日生 / 東京都出身 / 国際理容美容専門学校卒業 株式会社 GULGUL代表取締役 『美容室 社長』で検索すると1ページ目の検索順位1位にブログが出てくる。 現在、表参道、東京千葉で美容室を8店舗、イタリアンバル1店舗を経営。 2019年に飲食店トンガリアーノ新小岩店をオープン。 ガイアの夜明けに取り上げられて話題に。 有料オンラインサロンNO LIMITを主催。 会員数800人超。 2019年有料オンラインサロントップ10に選出される