11.11
「超親バカ」な母を送り出す事が出来ました。
今日のブログで「ラスト母お別れブログ」にしたいと思います!
この1週間は、久しぶりに長い1週間になりました。僕の母は先週の土曜日に危篤になり、月曜日に他界。それから今日までという時間が凄くゆっくりと流れていたように感じます。
そんな中、本日の13時に無事「火葬」し母を送り出す事が出来ました。
昨日と今日の葬儀も沢山の人に来ていただき、とても感謝です。素晴らしく最高の形で母を天国へ送り出す事が出来たのではないでしょうか?
この場を借りて、お越し頂いた方。お手伝いしてくださった方。励ましのメッセージをくれた方達の全員に感謝をしたいと思います。。
親バカな母
少し母の話をします。
葬儀の挨拶でも話したのですが、うちの母は凄く親バカでした。
もう、「スーパー親バカ」です。これは僕が子供の頃から大人になるまでの間ずっと変わる事はありませんでした。
「うちの子すごいのよ!」
「なんか、人と違う能力あるのよね!」
「すごく、やれば出来る子なの!」
昔から、本当に出来の悪い子供時代の僕の事を、辱めも無く、いろんな人に「自分の子供自慢」をしていた事を記憶しています。
しかし、子供の頃の僕はそれが物凄くはずかしかったんです。
そんな事を言っている母を見るたびに、、
「本当にやめて!」
「もうなにも言わないで!」
としつこく母に頼んだものです。それでも、結局は、その僕の願いは無駄に終わります。
もう、学校の三者面談とか1番恥ずかしいタイミングNo. 1でしたからね!
学校の担任がお世辞でも僕の事を褒めると大変。。子供の僕でもお世辞ってわかるような先生の褒め方なのに、うちの母は、、、
「そーなんですよ!うちの子って、、」
と始まっちゃうんですよね。。それが、もう恥ずかしくって、恥ずかしくって。。
中学生くらいになると三者面談の前には必ず「絶対になにも喋るなよ!!」と念を押してたくらいなんです。。
ちょっとでも、当時の僕が本当に優秀な子供だったらいいですよ。。けどね、子供時代から学生の頃の僕は、どうみても学校内では「落ちこぼれ」な部類にしか属した事がなかったんです。。
だから、その母の「親バカ」の「息子自慢」が恥ずかしくってしょうがない!!
僕は母にいつも言われてました。
「あなたはやれば出来る子なんだから」
「なんだって出来る子!」
「あなたは天才なのよね!」
僕はそんな事を言う母の言葉を聞いて、、
「はい、はい。また始まったわ!」
もう、慣れっこもいい所です。でもね、母は本当にそう信じこんでいたんじゃないのかなぁ〜〜。。
俺なら出来る
うちの母は「超放任主義」だったので、まったく『教育』という感じの事を受けた記憶は少ないと思います。
それこそ、
●ご飯の食べ方
●靴の脱ぎ方
●帰宅時間などの門限
●宿題などの強要
なにも厳しくは言われた事がありません。まあ、少しは言われてたのかもしれませんが、僕本人が鬱陶しいと思うほどの言われ方は記憶にないんですよね。。
それを良い事に僕はやりたい放題。。
母の「超親バカ」と真逆な人生を歩んで行きます。
全然勉強しないし成績悪いし。。全然、天才でもありませんしね、、。
それでも母は、まったく自慢できる息子じゃなく「落ちこぼれ」街道まっしぐらな僕に対しても、幻滅する事なく言い続けたのです。。
「うちの子はやれば出来る子なのよね!」
だから、僕は今になって本当に思うんです。うちの母は親バカではなく「超親バカ」だったんだなぁーってね。
僕の学生時代なんて、普通の親バカなら簡単に諦めてしまうくらい「落ちこぼれ」なんです。けど、うちの母は違いました。
「超親バカ」だから、、、
しかも、ダメな息子に対して変わって欲しく、母のこうなって欲しいという願望で言ってるんじゃないんです。。。
「うちの子はやれば出来る。天才なの」
という事を、本気で思っているんです。。。それは、最後まで母の事を凄いと思った部分ですよね、、
でもね、、
これ、不思議とここまで子供の頃から言われ続けると少し洗脳されてくるんです。
ハッキリ言って、母の言葉のような、自分が特別な人間じゃない事は、10代半ばにはわかっているのですが、、、
「うちの母親は本当に親バカだなー」
と思いつつも、いつの日かその母の言葉が辛い時に支えになってたりしたんですよね、、
社会人になって、壁にぶつかって悩み苦しんでいる時に、子供の頃から母に言われ続けているあの言葉が思い出されるんです。。
「あなたはやれば出来る子なんだから!」
その言葉が、僕の背中を押してくれるんです。。。
『俺だったら出来る!!』
それが直接どれだけ救われたかは、自分自身ではわかりませんが、少なくとも辛い時にその言葉が僕にとってプラスに働いている事は間違いありません。
親バカもいいかもね
葬儀の時に、母が通っている教会関係の人が沢山の来てくれました。
母の友人も何人もいらっしゃいました。。
その人達が僕に母の思い出を話してくれたんです。
「お母さん、あなたの事を凄い自慢してたよ」
「自慢の息子さんだったみたいね」
今回、葬儀で僕が面識のない人と話して1番聞いた言葉です。。
「やっぱり言ってたんだ」うちの母は最後まで変わってなかったんです。。
僕の、どうしょうもない「落ちこぼれ」な子供時代から今までずーっと続いた「超親バカ。息子自慢」。
ここまで続けば気持ちいいものです。。
今回の母との別れ。僕が凄く恥ずかしく思っていた、うちの母の「超親バカ」がもう2度と見れなくなったのが、一番寂しいです。
死ぬまで母が僕に言ってくれてた「魔法の言葉」
「あなたはやれば出来る子なのよ」
これからは、その言葉をしっかり受け止め、信じながら僕は生きて生きたいと思います。。
うちの母は「超親バカ」でした。
でも、、、、
「超親バカ」っていいかもしれませんね。。
さようなら。。
天国でも、息子自慢してね〜〜
では!
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大河内隆広 昭和 53 年 3月 15日生 / 東京都出身 / 国際理容美容専門学校卒業 株式会社 GULGUL代表取締役 『美容室 社長』で検索すると1ページ目の検索順位1位にブログが出てくる。 現在、表参道、東京千葉で美容室を8店舗、イタリアンバル1店舗を経営。 2019年に飲食店トンガリアーノ新小岩店をオープン。 ガイアの夜明けに取り上げられて話題に。 有料オンラインサロンNO LIMITを主催。 会員数800人超。 2019年有料オンラインサロントップ10に選出される