2016
08.23

興味のない物は、いくら無料(タダ)で貰っても嬉しくない。むしろゴミ。

大河内の好き勝手言う!

独立した当初の話をします。

うちは、8年前の1店舗目オープンの時に来店したお客様全員にシャンプー&トリートメント250mlをプレゼントしたんです。パウチでもなくトラベルセットでもなく、250mlというレギュラーサイズの「シャントリ」を!

もちろんメーカーさんに協賛はしてもらっていますが、それでも当時のGULGULにとっては『大盤振る舞い』な無理をしたサービスだったのです。

1店舗目の独立だから、来てくれたお客様になにか喜んでもらおうと、一生懸命に考えたプレゼントでした。。

 

実は、後日談なのですが、このプレゼント作戦は、僕が思っていた効果にはほど遠い、残念な結果に終わってしまったのです。。

 

興味のない物はタダでも嬉しくない

ダンボール詰めのシャンプー&トリートメントが何箱か用意して、カットだけで来店のお客様にでも全員にプレゼントしました。

さすがに、数に限りがある初めの何週間だけのプレゼントだったのですが、それでも200人以上にプレゼントした記憶があります。

250mlのセットって、すこし荷物にもなるんですよね、でもお客様には喜んでもらえると思って、お金をかけてプレゼントした商品です。

しかし、、

僕は予想していませんでした。。

シャンプーをプレゼントしたお客様のその後は、、、

 

『プレゼントしたシャンプー&トリートメントのリピート販売、まったくのゼロ』

 

さすがに、全然予想しておりませんでした、、

レキュラーサイズを全員にプレゼントしたので、少しは気に入ってくれた人がリピートでシャンプーを買いに来てくれるもんだと思っていたからです。。

これが、見事に『ゼロ』で一人もいなかったんです。

それどころか、使ってもない人が大勢いました。

プレゼントしたシャンプーがお客様に合わなかったという考えもあるでしょう。商品力の問題とかね。。

 

しかし、僕はこの時を境にこう思うようになりました。

 

『興味のないものは無料(タダ)でも嬉しくない』

 

これは、忘れられません。。

 

興味のない物をもらっても、むしろゴミ

自分に置き換えれば気がつくんです。

僕は、街で配っているような化粧品のたぐいのサンプルとかを渡された時に、全然嬉しくありません。

むしろ、手荷物になって邪魔です。ゴミが増えたとすら思います。

なぜなら、、

 

『興味の無い物を一方的に渡されているだけだから』

 

僕は、興味の無い物な無料(タダ)でもらっても嬉しく無いんです。。むしろ、迷惑。。

そうじゃなく、『もらえる物は全て嬉しい』という人も僕は見た事があるから、全員がそういう考えじゃないと思いますが、比較的に欲しく無い物をもらっても、人は嬉しくないのです。

 

どうせプレゼントするなら、興味を引いてからあげる事

うちは、なにかのキャンペーンとかお客様へのプレゼントに『お試しヘッドズパチケット』をあげることがあります。

次回、お客様が来た時に無料でヘッドスパが出来るチケットです。

僕は、どの店舗でもそのチケットをお客様に渡す時に気をつけてもらっていることがあるんですよね。。

それは、

 

プレゼントの前にしっかりとヘッドスパの説明をお客様にして、ヘッドスパに興味をもってからプレゼントをすること

 

元々、ヘッドスパを知っていて興味があり、やってみたいなと思っていた人に対してだけが、このチケットってもらって嬉しいのです。

それ以外の人、ヘットスパに興味がない人からしたら、そんなチケットは、ただの紙でしかなくゴミでしかないんですよね。

だって、街を歩いていると、コンタクトレンズの割引券とか貰いますけど、すぐ捨てますもん。僕は、裸眼で視力1.5ありますからね。。完全に必要ないモノです。それが無料券でも貰いません。

 

【僕が思う理想なヘッドスパチケットの渡し方】

 

「ヘッドスパってしってます?」

「なんですか?ヘッドスパって」

(この時点でプレゼントしたら、タダのゴミ)

「頭皮のケアをするマッサージなんです」

「へー。」

「◯◯さんの頭皮硬いですね。。」

客「え?そーなの?」

「頭皮が突っ張っていて、少し人より硬いですよね」

「頭皮硬いとなにか悪いの?」

「さっき最近抜け毛が多くて、フケが出るっと言ってましたよね」

「うん、うん。そうなの、気になるの」

「それが関係してるかもですよ。でも、一度ヘッドスパして頭皮環境を整えると良いかもですね。頭皮も柔らかくなるし、毛穴もすごく綺麗になりますよ」

「なにそれ?ヘッドスパで治るの?」

「治るかはわからないですが、頭皮にはすごく良いですよ!しかも、疲れている時にやると気持ち良いですからね」

「なにそれ!いいなぁ!ヘッドスパやってみたい!」

(これで興味を持ってもらったタイミング)

「あ、◯◯さん。今日ちょうどヘッドスパの無料券をプレゼント出来ますよ!丁度よかったですね!これ次回つかってください」

「わーー、ありがとう!!すごく嬉しい!次回絶対にやるね!」

 

やはり、せっかく無料券をプレゼントするなら、施術中にお客様に興味をもってもらってから、プレゼントしたいんです。

これが、ヘッドスパの説明をまったくしないで、お会計時に、

 

「今日、こちらのヘッドスパ無料券プレゼントなんで一緒に入れときますね」

 

とかじゃ、興味ない人にはゴミをあげているのと一緒ですからね。。

すごく勿体無いことです。。

 

 

その人に興味がないモノは無料(タダ)でも嬉しくない!むしろ、邪魔!!

 

これ間違えると、迷惑の押し売りになりますもんね。。

 

オープンのシャンプープレゼントの時も、そのシャンプーの良さや希少性をもっと伝えてからプレゼントするべきだったんです。興味ないと使ってももらえなかったりしますからね。。

 

昨日、こんな話をスタッフとしていたのでブログにしてみました。

 

参考にしてください。

 

では。

 

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この記事をかいた人

大河内隆広 昭和 53 年 3月 15日生 / 東京都出身 / 国際理容美容専門学校卒業 株式会社 GULGUL代表取締役 『美容室 社長』で検索すると1ページ目の検索順位1位にブログが出てくる。 現在、表参道、東京千葉で美容室を8店舗、イタリアンバル1店舗を経営。 2019年に飲食店トンガリアーノ新小岩店をオープン。 ガイアの夜明けに取り上げられて話題に。 有料オンラインサロンNO LIMITを主催。 会員数800人超。 2019年有料オンラインサロントップ10に選出される

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