2016
08.19

僕は24時間365日美容師漬けが成功の秘訣と教わってきました。

大河内の好き勝手言う!

なんか、最近すごく思うのは美容室の労働環境ってなにが正解なんだろうって事。。

考えれば考えるほど難しい問題だなと思います。

これは、美容室の労働に関して相反する考えが共存しているいからだと思うのですが、どうしてもそれを上手くバランスを取る方法が思いつかないので、ちぐはぐになっちゃったりするんです。

 

●労働基準法に基づいた人としてまっとうな働く環境

●人より圧倒的な結果を出す為の自己投資型な働く環境

 

この二つって、どうしても交わらないんだけど、どちらも正しい考え方だから本当にやっかいなんです。

 

24時間365日美容師漬けが成功の方法と教わってきましたもん。

●労働基準法に基づいた人としてまっとうな働く環境

1日8時間労働で週に40時間。まあ、基本的なルールって日本国内どこに行っても変わらなく、当たり前のようにあります。でもね、正確に言ったら美容師の場合は、これは練習時間も込みの話なんですよね。

僕たち美容師は技術職なので、営業時間以外の時間を使って自分の技術を向上させる事が必要なのです。

でも、このルールで考えると営業終わった後や、朝練の強要は出来ないことになりますし、時間外での会社が外部講師を呼んだ勉強会とかも難しくなります。

本当にスタッフに対しては営業時間だけしか美容の時間を使わせず、残りはすべてプライベートにしてあげようと努力するのが、会社としては『労働基準法』に沿った労働環境作りなんですよね。

でも、営業時間しか本当に使わずに良い美容師と良い美容室って出来るのだろうか?

 

●人より圧倒的な結果を出す為の自己投資型な働く環境

というのは従来の昔ながらの美容室が歩んできた道です。

僕も学生の時にテレビで美容師の一日みたいな特集を観たことあります。

 

 

朝は早く出勤して朝練をし

先輩が来る前に掃除を終わらせ

営業は昼ごはんも短時間で済ませ

営業終了までフルに働き

その後は練習会が深夜まで続き

終電を逃してサロンに泊まる

休みの日はモデハンや練習会

それを3年以上続けていく

 

そんな美容師を特集としたテレビの内容だったように記憶しています。

この話を聞いて美容師だったら、讃えるって人が多いと思うんです。

それを、これからはどう導いていくのか?

人よりも圧倒的に打ち込むからこそ結果が出ることを知っている僕たちが、それと逆行したことも美容師の労働環境として教えていかなければいけない。

プライベートを充実させながら美容師としての働き方ってやつですよね。。

1日8時間、週40時間だけしか美容に触れないで、圧倒的な美容師に育つ方法を見つけ出せれば、そんなことを考えなくても良いのかもしれませんが、今の僕の知識の中では辿り着けていません。

休みも潰して、寝る時間まで削って美容に打ち込む事が『美容師として成功者』になる方法としか教わってきていない僕の世代なんかは、よりそうなのかもしれませんね。

 

僕は、美容室の社長として社員に良い労働環境を作ろうと思えば、思うほど、美容師としては、小さく纏まった美容師にしてしまうんじゃないかと、そのジレンマをすごく最近は感じることがあるのです。

 

美容師の練習を自主練と定義しても、会社が自主練を進めた時点でそれは自主練じゃないんですよね。

じゃあ、美容室だけは世間一般的な労働環境から、外して考えてもいいのか?

それも答えはNOなんだと思います。。

 

まだまだ、難しい議題です。

 

うちは、うちなりの正解を見つけて美容室という労働環境をつくり、日本のモデルケースにでもなれれば良いと思います。。

 

では。

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この記事をかいた人

大河内隆広 昭和 53 年 3月 15日生 / 東京都出身 / 国際理容美容専門学校卒業 株式会社 GULGUL代表取締役 『美容室 社長』で検索すると1ページ目の検索順位1位にブログが出てくる。 現在、表参道、東京千葉で美容室を8店舗、イタリアンバル1店舗を経営。 2019年に飲食店トンガリアーノ新小岩店をオープン。 ガイアの夜明けに取り上げられて話題に。 有料オンラインサロンNO LIMITを主催。 会員数800人超。 2019年有料オンラインサロントップ10に選出される

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