08.10
僕たち美容師は『伝える技術』がすごく大切だと思ってます
やっぱり美容師だとかに限らずですが『伝える技術』って大切だなと思います。
特に、美容師なんかこの『伝える技術』はあるに越たことないもんで、むしろまったくの「伝えるスキルゼロ」とかだと、もう致命的。
『言った』
『伝えた』
この二つは、ちょっとの違いが大違いの典型的なパターンではないでしょうか?
僕は、このテーマが大好きで、よくいろいろな形で「伝える技術」に対してはブログにしたりするのですが、すごく生きていく中で最重要項目の一つではないかと思っております。
『伝える技術』は大勢の人の心を動かす事もできる
昨日のブログにも書きましたが「理美容道甲子園」たるものに行ってきました。
その中で、1位を取った「髪笑」のプレゼンなんか『伝える技術』が他のサロンを上回ったからでの優勝だと思うんですよね。
4サロン出てきて皆んな自店舗の事をプレゼンするのですが、髪笑以外のサロンは舞台に10人〜15人出て来てでのプレゼンでした。
どこのサロンも驚くぐらい舞台の上で上手なプレゼンをして、チームワークも抜群です。
その中、髪笑の人数は2人で舞台の上に。。
4サロンが並ぶと髪笑だけ人数が少なく、ちょっと寂しい感じすらしました。
けど、結果は『髪笑』の優勝です。
もう、僕は髪笑のオーナーが一人で舞台の上でトークをしている姿をみて圧巻でした。
それだけ『伝えるのが上手かった』んですよね。
自分の頭の中で考えているだけでは、伝えられなきゃもったいない
『伝える技術』とは上手になると、人に感動をあたえられる事さえ出来てしまう技術なんです。
よく選挙中に政治家が街頭演説するのもその部類でしょう。よく日本人はアメリカなんかと比較されて演説が下手くそだと言われていますよね。
例えば美容室の社長である僕の場合は、
⚫︎会社の方針を伝える
⚫︎会社の制度を伝える
⚫︎会社の未来を伝える
⚫︎会社の思いを伝える
スタッフ全員の前で話す事がよくありますが、いくら思いがあってもスタッフ皆んなに伝わらなきゃ意味がありません。
自分の思っている事なんて、僕の立場である『美容室の社長』は誰かに伝わんなきゃ、まったく無意味なんですよね。
それを思うとブログというツールは僕の『伝える技術』を少し補助してくれている存在になるのかもしれません。
これを書くようになってからは、まったくブログをやってなかった頃に比べて格段に僕の考えている事が人に伝わるようになったと思います。
けどね、、
本質はトークなんです。
対面で人に話している時こそ『伝える技術』が必要で、一番相手に気持ちが伝わるので、やはり最終的にはブログだけに頼らずに、自分の言葉のトークで伝える事を大切にしていきたいと思うんです。
聞く側と伝える側では、伝える側の責任を重くしておきたい
前にもブログで書きましたが、GULGULルールだとサロンワーク中にコミニケーションでのミスがあって何か失敗した時には、『伝える側』の過失としています。
特にうちはインカムを使用しているのですが
例えば、、
『大河内さん2番のセット面に◯◯さんがご来店しました』
とインカムで流れたとします。
これで、僕が聞こえなくて2番のセット面に行かなかったら『伝えた側』のせいって事です。
なので、うちの場合はお客様に入客中に、そんなインカムで連絡した時に、なかなかお客様の施術から僕が出てこない時は
『大河内さん、さっきのインカム聞こえてましたか?2番にお客様来店してます』
ともう一度確認をしてくれます。聞こえない事って実際にあるんですよね。
例えば、、
『アッシュの8とマッドの8にブルーを10パーセントで作ってきて』
もし、これで聞き間違えた時も『伝える側』の責任です。もちろん、聞く方も確認したり最低限ミスが無いような注意は必要ですが、単純に聞き間違えであれば、伝え方に問題があったとします。
重要で間違えやすい事は、書いて渡すとかの工夫は簡単に出来ますからね、、、
例えば、
『ほら、ここかたずけといて!!』
で違う場所をかたずけてしまった場合は、やはり『伝える側』の責任です。
結構、みんな伝え方が雑な分でコミニケーションのミスが起こってしまっている事が多いように感じます。
これ、しかも先輩から後輩に指示を出す時とかすごい多い気がする。
「それ、どう考えても伝える側が悪いだろ〜!」
とか思ってしまう事でも、その指示通りに動けなかった後輩の責任になってしまい怒られてたりするんですよね。
僕は、うちではそういう先輩になって欲しく無いと思ってるんです。
そういう先輩は個人的に大っ嫌いでしたまんね。
伝える技術って何回でも見直しても損しないと思うよ!
指示を出した時は特にですが、、
⚫︎本当に相手に伝わったのか?
⚫︎その指示の趣旨を理解してもらっているのか?
⚫︎誤解されて解釈する部分はなかったか?
⚫︎いつ、どこで、だれに、どうするのか?が全部伝えられて一つも間違っていないか?
子供の喧嘩でよくあるのが、、
「言ったし!!」
「いや、聞いてないし!!」
そんなんで喧嘩した事ありません?
これ本当にどちらも嘘ついてなかったりするんですよね。
言った方はきちんと言ったのですが、伝えることを考えずに言っただけなんです。もちろん「聞いてないし!」の方は聞こえなかったのですよね。。
『伝える技術』っていろいろと役にもたつし、このスキルが乏しいと恐ろしく失敗をしてしまう事もあります。
上手く使えば、自分の気持ちも伝えられるし、相手を説得する事もできるし、洗脳する事だって可能かも!
それだけ、万能だし大切にしなければいけないのが
『伝える技術』
だと思っています。。
『伝える技術』を美容師として責任者としてリーダーとして大切にしていますか?
何回でも見直して良い項目かもしれませんね!
では!
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大河内隆広 昭和 53 年 3月 15日生 / 東京都出身 / 国際理容美容専門学校卒業 株式会社 GULGUL代表取締役 『美容室 社長』で検索すると1ページ目の検索順位1位にブログが出てくる。 現在、表参道、東京千葉で美容室を8店舗、イタリアンバル1店舗を経営。 2019年に飲食店トンガリアーノ新小岩店をオープン。 ガイアの夜明けに取り上げられて話題に。 有料オンラインサロンNO LIMITを主催。 会員数800人超。 2019年有料オンラインサロントップ10に選出される