美容室社長をしている大河内隆広のブログです。日々の美容室経営で気になったこと、学んだことなどを好き勝手に書いていきます！

「人のせいにする人」と「自分の失敗を認める人」

大河内の好き勝手言う！

『すぐに人のせいにして、自分の責任と向き合わない人は成長しない』

僕は本当にそう思っています。

いつでも失敗やトラブルというものは、何時でも何処でも起きるものです。

失敗やトラブルから避けて過ごせる人生だったらそんな良い事はありません。しかし、現実的にはどんな人にでも平等にやってきます。

だからこそ、その時の対応が人の成長率を決めるんじゃないんですかね？

自分のせいだと思え。

僕は自社の店長達に昔から、

『スタッフが辞めたら、どんな理由であれ自分の責任だと思え』

という事をしつこく話します。

むしろ、親に不幸があって実家に帰らなきゃいけない辞め方でも、自分のせいだと思えって言ってます。。ひどいでしょ？

もちろん、辞めた原因は店長には直接関係ない事だってあります。しかし、責任者として「気付けなかった」「フォロー出来なかった」「相談にのれなかった」「雰囲気を作れなかった」などなど、後から考えると、いろいろあります。

『あの時、あのタイミングでこうしときゃ良かった』

どんな時でも、そう思えない人は成長出来ないと思っているのです。

伝え方が大切なんですよね、、

よく、スタイリストがアシスタントに指示をします。

その指示を上手く理解せずにアシスタントは違う事をやってしまいました。

そして、お客様にご迷惑をかけました。

スタイリストは激怒。。ボロクソにアシスタントに対して怒り狂います。。

僕の美容師人生の中で何回か見てきた光景です。。

もちろん、お客様にご迷惑をかけたのなら怒るでしょう。。

でも、客観的な目で見ると「本当にアシスタントだけが悪いのか？」と思ってしまう事もあります。

●伝え方は十分だったのか？

●すべて任せず確認するべきだったのか？

●注意点はちゃんと話したか？

●任せられるレベルだったのか？

スタイリストにだっていろいろと反省点があるはずなんです。それを自分の事だけは棚上げして、怒り狂うとしたら、そのスタイリストはこれ以上の成長はないと思うんですよね。。

そこに悪意があったかが重要なんです。

そりゃ、僕だって誰かのせいで上手くいかなかった時は人のせいにしたくなる時だって沢山ありますって！

でも、その時に1番考えるのは、、

「その失敗の原因を作ったヤツは悪意があったのか？」

という部分をすごく考えるようにしています。もし、悪意がなさそうな失敗や迷惑だったら、自分がなにかその時に対応する事が出来ていたら、どうだったのかを考えます。。

「やる直前にひと声かけとけばよかった」

「ちゃんと、紙に書かなきゃダメだったな」

「最終チェック忘れてたな」

「うーん、まだコイツに頼んじゃいけなかったんだ！」

こんな風に思うんです。そうすると、あまり怒らなくなってくるんです。そこに『悪意』がない限り。

魅力のある人にならなきゃね！！

お店からスタッフが辞めたとしたら。店長としては、、

●言ってる事は正しいけど言い方に問題はなかったのか？

●スタッフ同士で険悪なら、自分が仲に入って解決する事が出来なかったのか？

●練習が嫌なら、もっと楽しく練習させる方法がなかったのか？

●何があっても、自分について来たいと思われる店長になれていたのか？
とか絶対に考えた方がいいし。。

もし、アシスタントが技術でヘマがあったら。

●自分の技術をしっかり教えられてなかったのじゃないか？

●塗布のチェックを全部するべきだった。

●軟化チェックに念のためもっと早くしておけばよかった。

●もう少し夜に残って練習見てあげれば良かった。

とか、そこに『悪意』がなければ、自分がどういう行動をとっていたら、解決出来たのか？を真剣に考えるようにしています。

僕の主観ですが、やっぱり「人のせい」にする人って凄く多いと思う。

まあ、僕も含め人間は「自分の失敗を認めたくない」ものだからだけど。。

僕達美容師って人の集合体で出来ている職種です。

だからこそ「人のせい」にするのでなく「自分の失敗を認める」事が出来て、つねに『反省と対策』が基本理念にある人が魅力ある人だと思うんだけどなぁ〜〜。。

失敗やトラブルはリカバリーすればいい。

それ以上に糧にするなら、その上を行かなきゃダメだと自分に戒めております。。

大人にならなきゃな〜〜
では。
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