美容室社長をしている大河内隆広のブログです。日々の美容室経営で気になったこと、学んだことなどを好き勝手に書いていきます！

２０年後に美容室から無くなるメニューってなんだろ？

大河内の好き勝手言う！

僕がアシスタントだった頃、ブローのチェックに受かったら「シャンプーブロー」のお客様に入客するのが楽しかった事を覚えています。

怖めのお婆ちゃんとか、優しいお婆ちゃんとか、基本的には年齢が高めのお客様が多かったので、時にはすごく汗をかきながらハラハラした思いでブローに入っていた記憶があります。

それでも週に２〜３回は皆んな来店してくれるから、すごく仲良くなれるんですよね。。

 

「カット出来るようになったら大河内君やってね！」

 

そんな事を言ってくれるブローのお客様もいてアシスタント時代の僕からすると、すごくモチベーションが上がったんです。

今のうちにいるアシスタントにも、そういう経験をさせてあげたいけれども、今はシャンプーブローで来店するお客様はうちには、ほとんどいません。

僕のアシスタントの時は週に２〜３回ブローしに通ってくれるお客様が必ずいたのに、、、

そのおかげで「ブローだけは上手にならねば！！」とすごく練習したものですし、ブローを毎回やっているお客様に怒られながらブロー技術が上手になってきたものです。。

 

しかし、、、

 

もう、ブロー文化ってどこの地域にもないんですかね？

 

うちは、どこの店舗も、もう聞かないもんなぁ。。

 

 

１８年でメニューが変わっている

僕がアシスタントだった頃が１８年前。

たった、１８年でシャンプーブローという美容室のメニューが一つ消えかかっています。

そういうことって時代の変化であることなのでしょう。

じゃあ、、

これから１８年後は美容室のメニューってこのままなのでしょうか？

そんなこと、考えたことありませんか？

 

 

２０年後に美容室のメニューから消えそうなモノ予測

なんでしょうね、、

ネイリストは１０年以内になくなる職業の常連になってしまっているけど、

美容師自体はそうは言われていないけど、メニュー単位でいったら消滅するメニューがあってもおかしくないよね。。

 

そこで、僕が考えた２０年後、もしかしたら美容室から消滅してしまうかもしれないメニューベスト３！！！

 

第1位　白髪染め

 

第2位　カラー全般

 

第３位　縮毛矯正

 

美容師は技術職だから、その技術が科学に負けてしまったら消滅するんだと思うんです。。

だから、カットはなかなか２０年ごときでは科学に負けないかなと、思ってランク除外しました。

カットが負けるとしたら「自宅用カットマシーン」がヨドバシカメラとかで市販された時じゃないでしょうか？いまや、３Dプリンターなんかが、あるんだから不可能だとは思っちゃいけないのかも、、

自分の好きなスタイル写真を機械にいれて、ボタン一つでヘアースタイルの出来上がり。。もしかしたら５０年後はわかりませんね、、

 

 

１位〜３位がもし無くなるとしたらこうだ！

 

１位の白髪染めがなくなるとしたら「医療」に負けた時でしょう。

 

『白髪を黒髪にもどす新薬』
飲むことによって活動しなくなってしまったメラノサイトの働きを活性化して白髪を元の黒髪にもどします

 

そんなタイプの薬が出てきたら美容室はお手上げでしょうね。。

 

２位のカラー全般がなくなるとしたら、カラー剤の進化でしょう。もう、いまでも『泡タイプ』のカラー剤で自宅でのホームカラーが出来ているのだから、、

 

『新発売次世代型ホームカラー』
たったの５分でサンプルで置いてある毛束と同じ色にどなたでも手軽に変わります。使い方は簡単！シャンプーみたいに泡立てるだけ！お風呂場もまったく汚れずに、時間もかからず自分の思った通りの色がバスタイムの中だけで実現できます

うーーん、これも困る。もうハイライト流行らせるしかないね

 

第3位の縮毛矯正がなくなるとしたら、やっぱり薬剤の進化かな、塗って溶かして誰でも失敗しない薬が出てきたら、、

 

『新商品びっくりストレート』
使い方は簡単、泡状の薬剤をシャンプーついでに塗ってあとは付属のコームでとかすだけ！！５分後にはどんなくせ毛は貴方でもサラサラなストレートが手に入ります！！

 

まず、薬剤の力だけで髪をストレートにすることは可能なのだろうか？でも２０年前から考えると、いろいろな分野で不可能だと思われていた事が可能になったケースなんて沢山見てきているから、可能性としてはゼロとはいえないよね。。

 

とにかく、美容室でいままで衰退してきたメニューがあるって事は、これからだって十分に考えられる事。

美容室の形も進化していかなきゃ、現状維持にしがみついていたら、衰退するかもよ。。

科学の進化って想像もつかないように発達しているわけだから、『技術職なら大丈夫』とは思わない方が良いかもしれませんね。

 

だから、日々進化。。

 

そう思った火曜の朝でした。。

 

では

 

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