美容室社長をしている大河内隆広のブログです。日々の美容室経営で気になったこと、学んだことなどを好き勝手に書いていきます！

久しぶりに美容師国家試験を調べてみた

大河内の好き勝手言う！

最近、美容学校時代の友人が、この歳になって美容師の国家試験を受けることを知らされました。美容師をやるわけじゃないのですが、アイラッシュをやるために受けるそうです。

それで、いろいろと美容師国家試験のことを質問されたのですが、思ってみれば、僕が国家試験をとったのは２０年前、、

今の国家試験のことをなにも知らなかったんですよね。。

だから、ちょうど良い機会だと思い、ちょっと調べてみました。ちゃんとは知らないけど、何回か美容の国家試験の科目が変更になったのは知っていたから、僕が受けた時よりも「進化をしているんだろうなあ〜」と思ってたのですが、、、

あんまり昔と変わってないんですね〜。。

 

インターンって言葉が懐かしい

僕が、国家試験を受けた時はまだ「インターン制度」があった時代でした。

学校を卒業したらすぐ「筆記の試験」があり、それに受かるとインターンです。

約１年間の美容室での実務労働を経て「実技試験」を受けることができます。

課題は、ワインディングとオリジナルセットの２課題。オリジナルというのはオールウェーブのカーラーが上についてたやつだったように記憶しています。まあ、もう構成とか忘れちゃったけど、、

なんか、２０年も前の記憶だけど、めちゃくちゃ簡単だった気がするな〜。

でも、美容学校からは「衛生だけは気をつけなさい」って言われてた思い出があります。

 

なんか、あまり変わらないもんだねぇ

もう２０年も経った今、、

課題は「レイヤーカット」と「ワインディングorオールウェーブ」のどちらからしいのです。

まあ、僕たちが国家試験を受けた時は美容師の国家試験なのにカットの科目がなかったから、それからすると進化したますね。。

どんな、カットなのかをYouTubeで検索して観てみたんです。そしたら、ある意味すごいカットしてた！

カットって定規で測るんですね。。ある意味新鮮です！

もうオールウェーブに関しては、ほぼ僕の時代から進化していないように感じたから、歴史は古いんですよね。。

今の僕にも「なぜあの科目なのか？」が伝わってこないから、すごく興味本位で美容師国家試験の実行委員さんとかに聞いてみたいと思いました！

きっと最低でも２０年以上も国家試験の科目になっているのだから、国家試験の科目にする「理由」がそこにあるのでしょう。

これ、絶対に聞いてみなきゃわからないレベルですって！

 

美容学校はやっぱり国家試験なんだよね

もし、美容の国家試験を変更出来るなら、サロン側の要望としては、もう少しサロンワークに絡んだ項目とかにしてくれるとありがたいんですけどねぇ。。

 

いまは、美容学校も国家試験対策だけじゃなく、いろいろなカリキュラムを入れてくれているのだと思います。僕等の１年生だった頃と比べれば、２年生になったいまは幅広い知識の習得をしているのでしょう。。

けど、結局は美容学校も「ビジネスの絡んだ組織」です。まず、第一に国家試験の合格率が低くなってしまったら、親御さんに申し訳ない。

結果、当たり前ですが美容学校のカリキュラムは国家試験次第なんですよね。。

だから、昔から美容師は美容学校に２年も通ってから美容室に就職ても、ゼロから美容室でスタートなんですもんね。。

 

昔から、いろんな人が言っていたけど、やっぱり変わらないもんなのかね

理想としては、２年間美容学校に通って美容室に就職した時点でアシスタント実務が完璧。。

あとは、対人間への接し方やマナーと、各サロンごとの技術のこだわりをベースにした、アシスタント技術の修正。のちにモデルカットにすぐに入れるというパターンが理想なんだけどな〜。。

それには、美容学校に変わってもらうより、国家試験科目がそれを目指した課題になってくれないと無理ですもん。

確かに、不特定多数の受験者に合否をつけるのって大変だと思うんだけど、、

それでも、、、

いまの美容国家試験の制度って昔から疑問に思っている美容師って多くないですか？

 

「いやー、日本の美容師国家試験ってヤバい最高だよね！どんな天才が作ったんだろ！」

 

とか、聞いた事ないし、、
久しぶりに、自分も持っている美容師国家資格の試験の内容を、詳しく調べてみたら、ある意味課題は変わっているけど、内容は変わってないんだなぁって思った次第でした。。

 

美容業界。。

 

根本はやはり、ここからかもな。。

 

 

では。

 

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