美容室社長をしている大河内隆広のブログです。日々の美容室経営で気になったこと、学んだことなどを好き勝手に書いていきます！

縮毛矯正を覚えた１７年前のあのころ、、

大河内の好き勝手言う！

もう６月。今年は例年にくらべて梅雨入りが少し遅いみたいで、来週末くらいから梅雨入りするような見通しだそうですね。

もう、美容室でいったら縮毛矯正のオンシーズンのサロンも多いのではないでしょうか。

縮毛矯正に出会ったのが僕が２０歳頃、、

友人が縮毛矯正専門店に就職が決まって、まだアシスタントだった僕はそこに遊びにいきました。

そこで見たのが『ミスター・ハビット』という縮毛矯正でした。

もう衝撃的な出会いだったんですよね！！

「こんな、美容があるんだ！」というのが率直な感想だったのです。。。

はじめての縮毛矯正

僕が一番最初に出会った縮毛矯正の「ミスター・ハビット」は、

 

⚫︎施述が長い（４〜５時間くらいだったかな？）

⚫︎値段が高い（４〜５マン円くらい？？）

⚫︎手間かかる（ブロー中心しか覚えてない）

 

という三拍子のそろった、強者だったんです。

けど、くせ毛に対しての効果はどんなに強いクセでもストレートのサラサラ！！（まあ、針金みたいにツンツンだったけど、、）

それまで、ぜんぜん伸びずに痛むだけのストレートパーマしか知らなかった僕からしたら、すごく革新的なメニューだったんですよね。。

 

たくさん失敗しました

そこから時代が進み。。

ハビット、リペア、リシオとアイロンワークがメインのジェル状の薬剤に変わってきて、時間も短縮されてきました。

僕が初めて施述として縮毛矯正に携わったのは、ミルボンの『リシオ』から。

本当に当時のお客さまには申し訳ないですが、毛先をビビらせた経験がその当時はとても沢山ありましたね、、本当にゴメンなさい。。

当時僕が２１歳か２２歳くらいのころ、丁度１７年前くらいの時代です。

メーカーの言われるがままの施術しかせずにやっていたのだから、今思えば当たり前です。だって、メーカーの営業ですら、ちゃんとわかってないんだもん。。

 

いろいろ学んできたんだなぁ

結果的には、最初のころの縮毛矯正はクレームを沢山だしました。そこから、『なぜ髪は痛むのか？なぜビビるのか？』を勉強するようになり、前処理やPPTとかの重要性をしっかり学んだ時期だったように思います。

 

僕にとって縮毛矯正とは、、

アイロン操作を覚えたのも縮毛矯正

毛髪科学に興味をもったのも縮毛矯正

トリートメントの必要性を知ったのも縮毛矯正

熱を与えると髪が硬くなるのを知ったのも縮毛矯正

 

いろいろなきっかけになったメニューなんだなと思い出しました。

 

やってこいワクワクする時代！！

本当に自分も思い通りにいかなかったんです。

当時は縮毛矯正イコール『ハリネズミ』みたいな印象も多かったし。それを、いかに自然に仕上げようと頑張るのですが、自分の思い通りになかなかいかない。。

薬もジェルだったから、塗り分けしてるんだけど垂れてきて、それを計算に入れてない放置の仕方だから、結局塗り分け意味ないじゃんみたいな事とか、、

いろいろな、格闘をすこし思い出しただけでも沢山あります。。

 

傷めず、自然な、柔らかいストレート。。

 

当時の僕にはハードル高かったです。。やれる事といったら、１７年前に一番くわしく書いてあった毛髪の本『サイエンスオブウェーブ』という本の細かい字をノートに書き上げながら一生懸命に読破する事くらい。

 

いやいや、ただの思い出話しになっているのですが、、

 

最近はメニューでそれだけのモノって少ないな〜

 

って、事が書きたかったんです。。

もちろん、パーマの中では◯◯パーマとか、カラーは◯◯カラーとかが常に出てきているんだと思うんですけど、、、

 

なんか、昔出てきた当初のヘアマニキュア〜、縮毛矯正〜、デジタルパーマ〜、とかとは違うのかな〜ってね。。

 

なんの業界にもある『成熟期』に入っている今。新しいモノにワクワクしていた時代を思い出すと懐かしいんですよね。。

 

そんな、ノスタルジックなブログでした。。

まあ、こんなクルクルな僕が縮毛矯正の話ってなんだかな〜〜、とは思いますが、、

 

では。

 

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