2016
05.02

美容師として一番大切な数字の『リピート率』

大河内の好き勝手言う!

昨日は店舗ミーティングをしてきました。毎月各店舗で店舗ミーティングをやっていますが、僕が最近は店舗ミーティングに参加しているのは北千住のsmoos’だけです。

昨日のミーティングテーマは

『リピート率について』

美容師の数字っていろいろあります。

⚫︎売上

⚫︎指名数

⚫︎リピート率

⚫︎店販売上

⚫︎客単価

⚫︎来店周期

⚫︎次回予約比率

 

その中で、僕が一番大切にしている美容師の数字『リピート率』です。

昨日は、こんな質問をミーティング中にしてみました。

 

「美容師にとって一番大切な数字ってなんでしょう?」

 

この質問は、もしかしたら考える人によって、いろいろ意見があると思います。しかし、僕の考えはリピート率が一番大切だと思っているので、うちのスタッフには「美容師にとって一番はリピート率」という考えを共有してもらいたいんです。

しかし、出てきた答えは、、、

 

店販売上。。。。

指名売上。。。。

 

この二つの数字って、うちの会社だとよく出てくる数字です。

店販なんか他店に比べても販売している方ですし、指名数って美容師にとっては給与にも反映する事が多い項目ですからね。。

たしかに、「リピート率」よりも『店販・指名数』って言葉を使う事がうちの会社では多いかもしれません。。

 

なので、今日はうちのスタッフに僕の考えが届くように、声を大にしてブログを書いていこう!こう思った昨日の夜でした。。

 

ちなみに、このブログでも何回か書いてますが、僕のブログって半分は自社のスタッフに向けて書いている記事です。そういう目線で、僕が内部にどういう風に自分の考え方を伝えているのかも、合わせてお楽しみください。

 

 

リピート率がないとただの自己満足である

ここからは、当たり前に思っている人にとっては、当たり前の話を書いていきます。

 

リピート率が低いとなぜダメなのか?

 

それは、

「自分のカットがお客さまに認められていない」

ということだからです。

僕たちのカットや技術って答えがないんですよね。デザインやスタイルの正解もありません。

 

例えば、いつもカットが平均30秒で終わる美容師がいたとします。ロングからショートにする時でも、いつも30秒。。そんな美容師のカットって正解ですか?

ここでは文章だと、カットの上手さやテクニカルの部分を表現しずらいので、あえて「カット時間」だけでスキルを定義します。

 

もし、毎回カット時間が30秒の美容師の新規リピート率が5%だったらどうでしょう?

僕はこの美容師の事を、ちょっと頭のおかしい人だと思っちゃいます。

 

「なんで30秒しかカットしないの?」

 

って僕は質問するでしょう。

 

「俺のカットのこだわりなんです」

 

もし、そんな事言われても全然カッコよくないですよね。だってリピート率5%だもん。むしろ、自宅で友達や家族相手に勝手にやってくれって思っちゃいます。

だって、5%しかお客様に指示されていないなら、それはお金を頂くレベルじゃなく、趣味の世界ですって。

商品価値がないんだと思います。

でも、もしこの30秒カットの美容師が、めちゃくちゃリピート率が高かったらどうでしょう?

もうこの美容師は

 

神レベル

 

ですよね!!カッコイイしかありません。

 

美容師のカットは、どんなカットでもお客様に提供するのは自由です。お客様はカットをされた、その日に、、

 

「今日カットしてもらったスタイルは下手すぎて商品価値ないからお金を払いたくありません」

 

なんて言ってくれるお客様って、ほとんどいないんです。気に入らなくっても黙ってそのまま来店しなくなるだけ。

唯一お客様の評価を表しているのが、リピート率ってものだと思うんですよね。。

 

指名数とリピート率の違い

 

例えば、

指名数が低くてもリピート率は、そこまで低くない美容師がいたとします。。

これって、お店にお客様がフリーで帰って来ているのだけど、

「貴方を指名してやってもらう程ではないけど、もし当たっちゃったら貴方でもいいかな」

って事だと思うんです。

 

でも、リピート率が5%くらい極端に低い美容師は

 

「貴方と二度と会いたくない!」

 

っていうお客様の気持ちが裏側に見えているように思います。

もうそういうレベルは商品価値ないんです。むしろ選択権のないお客様に対して技術の押し売りです。

お客様もその場では気付かないから、『NO』とは言わないんです。

その代わりリピート率が極端に低いって事は、お客様からは沈黙の『NO』を貴方に突きつけられているんじゃないのかな。。

 

 

もう、自分の技術に限界を感じたら引退なんじゃないのかな

普通にやっていたら新規リピート率が40%くらいはいくと思います。すごく難しい数字じゃないですよね。

もし、自分のリピート率が40%以下で、

 

『自分の技術はわかってくれる人だけに、わかってくれればいいさ!なにも自分は変わる気持ちはないよ!」

 

とか思ってしまってる人がいたら、思い直してください。

絶対にそれじゃダメです。。

それは、もう貴方の技術は自己満足でお客様に対しての商品価値って低いんですよ。。

僕たち職人が自分の技術に限界感じたら『引退』レベルっすよ!

なかなか、努力してもリピート率が上がらない美容師もいるでしょう。でも、頑張っているなら、いつか結果がでます。しかし『そのままでいいんだ!』は絶対によくなりません。

 

大切なのはリピート率を上げる事を諦めないこと

ある程度の結果が出ている美容師は、現状維持でもいい時もあるでしょう。

しかし、お客様からの評価が低い状態でリピート率に関心がない美容師がいたら、趣味でカットが出来る環境に変更したほうがいいでしょう。

絶対にリピート率を上げる事を諦めちゃ、お金をもらっているお客様に失礼だし、商品にしちゃいけないんです。

 

それくらい、美容師にとってカットは正解のないものです。お客様に評価してもらわなければ、カットはただの自己満足です。

だからこそ、必ず『リピート率』をしっかりと見る事は美容師としての最低限にしてもらえたらなと思っています。。

 

お客様に喜んでもらって、評価してもらう事が美容師の仕事だという原点を忘れないでいたいですよね。

カットやカラーやパーマを含む僕たちの技術は、お客様を喜ばせる為の手段にすぎません。

カットが出来たから偉いんじゃなく、お客様を綺麗にして喜んでもらえるカットが必要なんです。

 

貴方のカット目的を叶えるための技術なのか?

それとも、ただの手段としてのカットなのか?

 

初心を忘れないでいたいものです。

 

 

では

 

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この記事をかいた人

大河内隆広 昭和 53 年 3月 15日生 / 東京都出身 / 国際理容美容専門学校卒業 株式会社 GULGUL代表取締役 『美容室 社長』で検索すると1ページ目の検索順位1位にブログが出てくる。 現在、表参道、東京千葉で美容室を8店舗、イタリアンバル1店舗を経営。 2019年に飲食店トンガリアーノ新小岩店をオープン。 ガイアの夜明けに取り上げられて話題に。 有料オンラインサロンNO LIMITを主催。 会員数800人超。 2019年有料オンラインサロントップ10に選出される

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