美容室社長をしている大河内隆広のブログです。日々の美容室経営で気になったこと、学んだことなどを好き勝手に書いていきます！

新卒生の皆さん「ようこそ美容師へ！」

大河内の好き勝手言う！

今日から4月です。うちでいうと新卒生が正式に「社員」となる初日であり、大切な日になります。

学生から美容師になると同時に社会人になるのも初めてですから、すごく大変な事や戸惑ってしまう事があってもおかしくないでしょう。

学生時代には無かったモノで、1番初めに接するのは「先輩」や「上司」という存在です。

学生時代にも、もちろん先輩はいたでしょうが、社会人になってからの、それとはまったく違う存在なんじゃないかな。

学生時代の先輩よりも、頼れる部分もあれば厳しい部分もあります。一緒にいて楽しい事も多いでしょうし、もしかしたらムカつく事だって多くなるはずです。

それは何故なのか？

学生の頃の「先輩」と比較すると、良い事も悪い事もどっちも比にならないくらいあるでしょう。

それは、何故なのか？？

それは、美容室の先輩とは学生時代よりも濃い時間を共有して、より深く自分と関わってくるからです。

学生時代に比べて、先輩との関わりは確実に濃いはずです。部活の先輩との関係性よりも、もっと濃いでしょう。その分、自分に近い存在で接するのが美容室の先輩です。

とうぜん、関係性が深くなれば楽しい事もムカつく事も増えます。

その人の人間性まで見えてきます。

それは、友達よりも恋人の方が楽しい事とツライ事が大きくなる事と似てるんじゃないのかな。

先輩も完璧ではない

たぶん、新卒生が1番接することになる先輩は年齢が近い存在の人が多いでしょう。

その若手の先輩は、まだまだ完璧な人間ではありませんし、その先輩自身も後輩を教える事で成長している過程かもしれません。

時には、「あれやっといて」と言った事を忘れて「これやって」とか言われるかもしれません。

時には、A先輩が「あれやって」といった後に、B先輩が「これやって」って言ってくるかも知れません。。

そんな同時に仕事を頼まれても意味がわからないかも知れませんし、ムカつく時もあるかも知れません。そういう時にどうするか？僕からのアドバイスとしては、、、

「全部やって下さい」

そういう時の先輩からの指示は「完璧な指示」ではないかもしれませんが、僕の意見としては「全部やって下さい」になります。

美容師は、あれをやりながら、これをやらなきゃいけない仕事です。

覚えておいて下さい。社会人になりたての時はとくに、先輩の「完璧じゃない指示」の中に成長出来る要素があるように思いますよ！

美容師へようこそ

お客様からしたら、アシスタントもスタイリストも全て『美容師』です。

学校を卒業したてだからって関係ありません。

もう、貴方達は「美容のプロ」なんです。

まだまだ、「美容のプロ」として、お客様の役に立てることは少ないかもしれません。しかし、お客様からしたら貴方も、先輩と同じ「美容師」なのです。

少しでも早く「美容師」としてお客様を喜ばせられるように。

１日でも早く「美容師」としてお客様のサポートが出来るように。

貴方達はもう学生ではありません「美容師」です。

「僕なんか、私なんかまだまだ」という気持ちでいたら、お金を払って頂いているお客様に申し訳ありません。

フロアに立った以上は「美容のプロ」なんだという、誇りと意識を初日からでも持って下さい。

みんなが、どんな美容師になれるか楽しみにしています。。

新卒生は誰しもが「辞めちゃう」気持ちになる時がありますし、美容師を諦めちゃう人もいます。

だからこそ、この言葉をおくります。

『美容師は最高の仕事です。貴方達がスタイリストになるまで、2年か3年か4年かわかりませんが、乗り越えて下さい。どんなツライ事を乗り越えて、時間がかかっても、スタイリストになれた時は後悔させません。必ず素晴らしい美容師人生を約束しましょう！』

全国の新卒生のみなさん。頑張って下さい。

全国の美容師達がみんなを応援してますよ！！

では。

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