2016
03.24

カウンセリングを進化させるためのミーティングした!

大河内の好き勝手言う!

今日は朝から『教育部』という部署のミーティングを事務所を使って午前中の3時間やっていました。

ここの部署の今のテーマは

『GULGULのカウンセリングを進化させる!』

をやっています。
誰でも美容師であれば「カウンセリング」が大切なのは知っていると思うのですが、それは『なぜ?大切』なんででしょうか?

 

カウンセリングの役割

今回は、新規客に対してのカウンセリングに絞って話したいと思います。

まず、カウンセリングの役割ってなんなのでしょうか?多分これは沢山の役割を担っていると思うんです。

⚫︎お客様の髪の現状把握

⚫︎お客様の好み

⚫︎お客様のセンス

⚫︎お客様の悩み

⚫︎お客様の希望

まあ、なんか書ききれないくらいの項目が出てきそうなのでやめておきます。しかし、お客様に髪型の提案を美容師が出来るための情報収集の役割を担っていますよね。

特に、新規のお客様に対しては『その人』を知らないと、いくらプロの美容師が良いデザイン提案を勝手にしても、ただの押し付けになってしまいます。

なので美容師側の立場からするとカウンセリングの役割は大雑把に定義すると『お客さまを知る為』の部分になるんでしょうね。。

 

お客さまの立場でみたカウンセリング

では、新規のお客様の立場でみた「カウンセリング」とはどんな役割があるのでしょうか?

まず、新規のお客さまにとって初めての美容室はすごく緊張する人が多いと思います。僕も自分の知らない美容室にインチキwebデザイナーと名乗って行く時がありますが、受付に座っている時点で少し緊張しています。

だいたい指名をせずにフリーで入店するので、「どんな人が来るんだろう」と思いながら待合で待っているのです。

受付をする時に、少しはフロントに対応してもらっていますが、初めて新規で行った美容室との初接点がカウンセリングにあたるんだと思うんです。

では、どういう気持ちでカウンセリング受けますか?

 

 

カウンセリングを受ける気持ち

お客さまからしたら、一番最初の美容室に対しての「品定め」の時間になりますよね。

初めての美容室で初めての担当者に自分の身体の一部でもある髪の毛をカットさせるんです。大抵の人は不安がゼロではないでしょう。

このカウンセリング時にお客さまにたいして、、

 

安心感をあたえられるのか

不安感をあたえてしまうのか

 

この分かれ道は雲伝の差が出来るように感じます。

一番最悪なのは、このカウンセリングで新規のお客さまに「不安感」を与えてしまうことです。

まだ、カットもしていないのにカウンセリングの時点で不安感を与えてしまったら、それだけでマイナススタートって事です。これってすごくマイナスなハンデを背負ったスタートになるんです。

マイナススタートだと、安心感をカウンセリングで与えた時と違ってお客さまの見る場所が違ってきます。

プラススタートの場合

⚫︎この人の帽子おしゃれだな

⚫︎なんかハサミの使い方もかっこいい

⚫︎ちょっと待たされてるけど人気の美容師さんなんだろな

 

マイナススタートの場合

⚫︎室内なのに帽子かぶんなよ!

⚫︎ハサミカチャカチャうるせえな!

⚫︎なんだよいつまで待たせるんたよ!

 

まあ、当たり前なんですけど、カウンセリングの時点で最悪なパターンとして「不安」をお客様に与えてしまい、マイナススタートでカットを始めると、その後に挽回するのが大変です。

同じカットでも、「上手い」から「下手くそ」まで変わってしまう事だって、人間の心理状態ってあり得ると思うんです

 

カウンセリングでマイナススタートのひと

でも、カウンセリングでお客さまに対して「不安」を与えてしまう美容師ってどれだけいるのでしょう?

この割合って統計が取れないでしょうけど、ある一定数の人数が意外と多くいると思うんですよね。

僕は知らない美容室にカットをしにいって、カウンセリングの時点で不安を感じる事は50パーセント以上の確率であるんです。でも、それは僕が美容師だし、今までカットしてもらった事のあるスタイリストが自分よりもキャリアの浅い人が多かったからって事もあると思いますが、それを差し引いても不安に感じる人って結構いるんじゃないのかな??

 

大抵のお客さまは美容室に来るのが初めてじゃないです。

自分の経験として初めての美容室でもイメージをあらかじめもっていますよね。

そのお客さまのイメージを、、、

良い意味で覆すような最高なカウンセリングが出来るのか?

悪い意味で覆すような失望するカウンセリングになるのか?

 

このスタートラインの違いって大きいと思います。だから、カウンセリングの大切な理由っていっぱいありますけど、原点としては初めてご来店をいただいた時に、カウンセリングでのスタートラインを、どの位置からスタートさせてカットなどの施術に入れるかって重要じゃないですかね。

これが僕の考えるカウンセリングのはじめの一歩です。

 

カウンセリングで不安を与えるのではなく安心を与える

当たり前の事だけど難しいですね。

 

よいカウンセリグに進化させていきたいと思います。。

 

では

 

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この記事をかいた人

大河内隆広 昭和 53 年 3月 15日生 / 東京都出身 / 国際理容美容専門学校卒業 株式会社 GULGUL代表取締役 『美容室 社長』で検索すると1ページ目の検索順位1位にブログが出てくる。 現在、表参道、東京千葉で美容室を8店舗、イタリアンバル1店舗を経営。 2019年に飲食店トンガリアーノ新小岩店をオープン。 ガイアの夜明けに取り上げられて話題に。 有料オンラインサロンNO LIMITを主催。 会員数800人超。 2019年有料オンラインサロントップ10に選出される

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